日本作曲家協会会長・制定委員長の服部克久さんはレコード大賞で「これが日本の音楽業界の現状です。楽しんで いただけましたでしょうか」と発言。あまりにも意味深なこの発言はネットで波紋を呼んでいた。
中には暴言だ・皮肉 だなど騒がれ、日本の音楽業界の現状をAKBの大賞受賞と重ねて発した言葉ではないかと物議を醸している。
レコード大賞の番組自体見ていなかったので、あとからこんな感じの事が話題になっていると知って、本当なら服部先生ずいぶん思い切った事を言った物だ、なんて思ったのだが・・・
ネットを色々見ていると、服部克久さんの発言のほぼ全文(なのかな(笑))が載っている記事があった。
「はい、歌謡曲からHIPHOPまでですね、幅広い音楽を聴いていただいたと思います
えー、これが今の日本の歌謡界の現状で、今日3時間聴いていただいて
すっかりその現状が把握できたと思います
お楽しみいただけましたでしょうか。」
「これが日本の音楽業界の現状です。」と区切ると、いかにも過激な皮肉を言っているようになるが、前後を加えた全文を見ると別に特別な事を言っているわけでも無いんじゃ無いかな?
これを皮肉 だ、として喜んでいる人は都合良く解釈しているだけだし、
暴言だ、と怒っている人は・・・
もしそれが例えばAKBのファンの人なら、AKBの売り方、売れ方が自然では無いと自分たちで認めているって事?
誰がどう言おうと、別にAKBに罪があるわけじゃ無い。
(ただAKBやジャニーズの売り方自体はなんだかあざといというか、あまりさわやかな感じはしないけどね。それもアイドルたちが悪いわけじゃ無い。後ろにいる大人たちの金儲け感覚が、なんともはや、というだけのこと。)
服部克久さんの発言自体はちょっとだけ言葉の選択がどうかな、と言うだけの事で別に皮肉のつもりも無いんじゃ無いの?
発言の一部だけ切り出して揚げ足取的に報道するマスコミと、それに煽られてか、乗じてかしらないけど騒ぎまくる人たちがたくさんいるって事かな。
まあ、たいした問題じゃ無い。
(でも、この揚げ足取的に報道するマスコミって奴はちょっと嫌な感じがするけどね。この程度の事なら良いけど色んな事でこういうことがありそうな気はするな。報道って奴はできるだけ慎重に受け取るようにしなければならないね。)